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【家づくり】年末の掃除のポイントは?掃除プロが解説します!

2021.12.28

CATEGORY:家づくりコラム

こんにちは、ソラマドの春田です。


いよいよ年末ということで、大掃除が気になっている方も多いのではないでしょうか。1年の汚れを落として、新しい1年を迎えたいですよね。

 

そこで、今回は掃除のスペシャリスト冨井さん(C&R九州)に、大掃除のお役立ち情報をお伺いしました!

 

※同内容をYOUTUBEの【ソラマドラジオシリーズ】でも公開しています。音声で楽しみたい方はこちらから
https://youtu.be/96xV4zkPNXo


 

——今回は家のメンテナンスについてお伺いしたいと思います!

 

よくお施主様から質問があるのですが、キッチンのシンク、レンジフードのステンレスの汚れを取る方法を教えてください!

 

この汚れの正体は、水道水の中に含まれているカルシウムなどが付着してできる水垢です。お湯を出したときに熱で乾燥して、白く残ってしまうんですよね。

 

ステンレスだと茶色くなってきたりするのですが、雑菌が繁殖していたりします。

 

そんなときは、塩素系の漂白剤を使います。漂白剤の原液をスポンジにつけて、シンクなどに塗って、1〜2分置くと元の色に戻ってきます。その後、水で流すときれいになりますよ。

 

あとは、食酢を使う方法もあります。ただし、漂白剤と混ざってしまうとキケンなので別の日に使いましょう。

 

具体的な方法としては、食酢を5倍くらいに薄めてシンクなどの汚れにかけます。日常なら5〜10分置くだけでOKです。頑固な汚れなら30分くらい置きましょう。

 

週1で日課にしておくと大掃除のときなどが楽になりますよ。

 

ちなみに、太宰府の水は若干カルシウムが多いので、日頃からお手入れをしておくと汚れが落ちやすくなります。

あと、裏技があるんですよ!

 

———裏技ですか!気になります!

 

シンクなどをキレイにした後に、サラダ油を使います。
サラダ油をキッチンペーパーにつけてこすると、だんだんと油が染みて、汚れをはじいてくれるようになるんですよ。

 

食品などのぬめりが気になるときは、大根の端切れなどを使うとぬめりが取りやすくなります。シンクに油を塗る前の、ぬめり取りに使うといいですね。

 

 

———それはすごい裏技ですね!今日からやってみます…!

 

次に、ソラマドでは、壁に漆喰を使っているのですが、コーヒーや醤油がこぼれたときにシミを取る対処方法はありますか?

 

漆喰についたシミを取るには、ケガをしたときに消毒で使う「オキシドール(過酸化水素)」を使うといいですね。中から外に汚れを出しているので、染み込んだ物を外に出す作用があります。オキシドールのいいところは変色させないことなので、塗装を溶かしたりしません。

 

アルカリ性の洗剤は、塗装を溶かしてしまうこともあり、変色の原因になってしまうので注意しましょう。

 

具体的な手順としては、綿にオキシドールを含ませて、汚れたところにつけます。2~3分置いて、汚れが浮き上がってきたら、ポンポンと水拭きしてください。

 

水拭きのポイントとしては、できる限り早く乾かすこと。どうしても水染みができやすいので、ドライヤーなどで早く乾かすことで、シミになりにくくなります。

時間が経ってくると壁などが日焼けしてしまうので、早いうちがいいですね。

 

———1、2年経った後のシミを取るのは難しいですか…?

 

同じ方法を試してみてもらえれば取れると思います。

 

ただしシミを取った部分だけ目立ってしまうので、区画を決めて、その区画全体を拭き取ると目立ちにくくなりますよ。

 

 

———年末の掃除のポイントはありますか?

 

来年幸運が入ってくるように、家の排水溝、キッチン、お風呂、トイレなど、出て行くところをキレイにすると、来年いい運が入ってきます。

 

例えば、駐車場の「出入り口」は、出てから入ると書きますよね。電車でも出る人が先で入る人が後です。きちんと出すことで、新しいものが入ってきます。

 

まずは玄関先を掃除して、この1年に感謝してから、次の年を迎えましょう!

 

———ありがとうございました!

 

【年始の営業について】
1月7日~通常営業

 

2021年、ソラマド筑紫を支えてくださり、ありがとうございました!
2022年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

次回も、冨井さんにお伺いした「床掃除」のポイントをお届けします。

 

それでは、よいお年をお迎えください!

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